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低温調理器のおすすめレシピ|チャーシューやコンフィの簡単な作り方

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低温調理器が人気を集めています。
その理由は、じっくりと熱を通すことで、素材のうま味を引き出す独自の調理方法にあります。
また、火を使わないので、放置しておいても大丈夫というメリットがあります。
仕事や育児、家事のあいまにも、美味しい料理が作れることが、低温調理器の人気の理由の一つです。
低温調理器を使った、おすすめのレシピをご紹介します。


まずはチャーシュー、角煮

低温調理器の特徴は、低温でゆっくりと素材に火を通すことです。
そのため、肉料理に特に向いています。
なかでも人気なのが、チャーシューでしょう。
チャーシューを作るには、まず豚の肩ロースを塊で買ってきます。
次に、調味液に漬け込みます。
調味液は、麺つゆや砂糖、お酒、お醤油をまぜたもので作ることができます。
より本格的なチャーシューを目指すなら、この調味液に青ネギやショウガ、だし汁などを足してください。
さらに、砂糖もザラメを使うと、独得の照りがでます。

調味液と肩ロースとを、ジップロックなどに入れて半日ほど寝かせます。
時間がなければ、そのままでもかまいません。
ジップロックのまま、厚手の鍋に入れて、水をたっぷりと注ぎます。
そのなかに、低温調理器をセットします。
そして、63度を保って2時間ほど加熱すれば出来上がりです。
低温で加熱することで、肉がしっとりとしあがります。
また、調味液も肉汁とあわさるので、味に深みがでます。
粗熱をとってから、スライスしましょう。
冷蔵庫などで一週間ほどもちます。

また、この方法で豚バラの角煮も作ることができます。
豚バラの角煮を作る際には、まず豚バラの表面に焼き目を付けます。
その上で、ネギの青い部分やショウガ、お酒と一緒に、豚バラ肉を下茹でします。
灰汁や油をとりながら、一時間ほど加熱しましょう。
柔らかくなるほど煮たら、切り分けてジップロックに好みの調味液と一緒にいれます。
調味液は、チャーシューと同じもので作ることができます。
そして、鍋に水を張ってから、80度で30分ほど加熱します。
調味液は煮詰めてかけると、さらに美味しさが増します。

豚肉の他にも、牛肉や鶏肉でもチャーシューを作ることができます。
特に鶏肉のチャーシューはあっさりとしていて、ご飯のおかずにはもちろん、サンドイッチの具材にも使うことができます。
さらしタマネギやレタスと一緒に、パンに挟み込んでください。
牛肉のチャーシューは、出来上がったらしばらく寝かせてください。
牛肉の味わいが深まって、お酒のおつまみにぴったり仕上がります。
大人から子どもまで、チャーシューや角煮は人気があります。
低温調理器を手に入れたら、まずはチャーシューや角煮のレシピに挑戦してみてください。

ワインにぴったり!コンフィ

低温調理器をお持ちの方に挑戦していただきたいレシピが、コンフィです。
コンフィとは、低温の油でお肉やお魚をじっくり煮たフランス料理の一種です。
肉や魚がしっとりと加熱されて、中までジューシーに仕上がります。
生と加熱したものとのあいだのような味わいが、人気の理由です。
調理する際にハーブなどを加えることで、独得の風味がでます。
ワインが好きなご家庭にはもちろん、いつもと違う食事を楽しみたい方にもおすすめのレシピです。

一番簡単なのは、鳥もも肉のコンフィです。
まず、鶏もも肉を適当な大きさに切って、塩とローズマリーなどのハーブをすりこみます。
半日ほど寝かせたら、塩抜きをします。
ジップロックを用意して、たっぷりのオリーブオイルと一緒に入れます。
その際に、空気をできるだけ抜いておくのがポイントです。
油がまんべんなく行きわたるので、ムラが少なく仕上げることができます。
そして、鍋に水を張って、低温調理器で80度、3時間ほど加熱します。
加熱が終わったら焼き色をつけて、出来上がりです。
豪華なディナーに出すなら、骨付きの鶏肉を選ぶことをおすすめします。

また、鮭のコンフィもおすすめです。
塊の鮭に、塩と砂糖、ハーブを刷り込んで一晩寝かせます。
出てきた水分をふき取ったら、オリーブオイルと一緒にジップロックなどの袋に入れます。
鍋をセットし、80度で30分ほど加熱します。
粗熱がとれたら、切り分けて出来上がりです。
お好みで、レモン汁を絞ってください。
別口に、セロリやニンジン、キュウリなどの野菜を使ったマリネを添えると、より一層美味しく仕上がります。
また、栄養も満点の料理と言えるでしょう。

コンフィは、鳥もも肉や鮭の他にも、鳥胸肉や砂肝、さらにはマグロ、カツオの赤身などでコンフィを作ることができます。
特に魚のコンフィは、生魚や焼いたものと違った美味しさを楽しむことができます。
鶏胸肉や砂肝のコンフィは、味わいが増すだけでなく、保存することもできます。
気軽に出せるワインのおつまみとして、まとめて作っておいてはいかがでしょうか。
注意しておきたいのは、コンフィに使う食材は、できるだけ油の少ない部位を選ぶことです。
またコンフィは、油と一緒に加熱したあと、しばらく寝かせることでいっそう美味しさが増します。

野菜にも低温調理器を使おう

野菜料理にも低温調理器は活躍します。
加熱するのに手間がかからず、調理のあいまにもう一品作ることができるのが、低温調理器の魅力の一つです。
低温調理器を使った、野菜のレシピをご紹介しましょう。
野菜のレシピでおすすめなのが、じゃがいも、さつまいも、大根といった根菜類のレシピです。
低温で加熱することで味がしみ込み、さらにホクホクに仕上げることができます。

特に、コンフィの付け合わせにぴったりなのが、ジャガイモを使った調理方法です。
ジャガイモを適当な大きさにきって、水にしばらく晒しておきます。
そのままジップロックなどに密封して、85度で一時間半ほど放置しておけば、中まで火の通ったほくほくのジャガイモが出来上がります。
お好みでハーブを添えたり、塩で味つけをしたりしてください。
また、アンチョビを細かく切って、味付けにつかうのもぴったりです。

大根を使った、和風のレシピもおすすめです。
大根をカットしたあと、まずは米のとぎ汁などで下茹でします。
その上で、ジップロックに好みの肉や魚介と入れて、調味液をかけたあと、低温調理器にセットします。
食材で温度が異なりますが、だいたい65度で一時間ほど加熱すると出来上がりです。
大根は味が染みにくいですが、低温調理器を使うことで大根に味を染み込ませることができます。
また、目を離しても大丈夫なので、面倒の多い大根の煮物づくりには欠かせない調理器具と言えるでしょう。

さらに、ほうれん草やアスパラガスなども加熱することができます。
緑の野菜を添えることで、栄養満点のディナーが完成します。
ただし、ジップロックで灰汁の多い野菜を加熱する際には、あく抜きをしっかり行ってください。
氷水などを用意して、水にさらすと灰汁抜きをすることができます。
また、低温調理器は甘酒を作るのにも適しています。
米と麹とで作る甘酒は栄養満点で、飲む点滴とも言われています。
夏バテや病気の際の栄養補給にもぴったりです。
低温調理器があれば、家庭でも気軽につくることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

低温調理器でバラエティ豊かな食卓に

低温調理器を使うと、食事の種類が増えるだけでなく、目を離しても豪華な食事を作ることができます。
また、ご紹介してきたチャーシューやコンフィは保存が利くので、作り置きをするにもぴったりです。
さらに、ディナーやランチなどで幅広くアレンジすることができます。
低温調理器を活用して、忙しくても美味しい食事を楽しんでください。



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